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児童発達支援とは?見学で見る7つのポイントと流れ

一部プロモーションが含まれます

「療育に通ったほうがいい」って言われたけど、

児童発達支援って、何をするところなんだろう…。

私も最初は、まったく分かっていませんでした。

うちは1歳から通い始めて、途中で場所も変えています。その話をしますね。


目次

まず結論から

診断名がなくても、療育手帳がなくても通えます

3歳から就学前までは、利用料が無料です

合わなければ、途中で事業所を変えてもかまいません

3つめは、私が一番早く知りたかったことです。


30秒でわかる早見表

👦 だれが通える?就学前で、支援が必要と認められた子
📗 手帳はいる?いりません
🏢 どこに申し込む?市区町村の窓口(障害福祉課など)
💰 いくらかかる?3〜5歳は無料。0〜2歳は所得に応じて
どのくらいで通える?申請から1〜2か月が目安
🔄 場所は変えられる?変えられます

※運用は自治体によって違います。必ずお住まいの窓口でご確認ください。


児童発達支援とは?就学前の子どもが通う療育の場です

児童発達支援は、就学前の子どもが通う、発達を支援する場所です。

保育園や幼稚園とは別のもので、こういうことをします。

  • 体を使った遊びや運動
  • ことばのやりとりの練習
  • 生活の中でできることを増やす練習
  • 集団の中で過ごす練習

大切なのは、「訓練所」ではないということです。

遊びの中で、その子のペースに合わせて関わってくれる場所だと思ってください。

大きく2つのタイプがあります

ここは、多くの記事があまり書いていない部分です。

タイプ通う頻度イメージ
毎日通うタイプ週5日・朝から夕方まで保育園に近い形。園に通わず、ここに通う
週数回通うタイプ週1〜3回・数時間園に通いながら、その前後や休みの日に

どちらになるかは、お子さんの状態と自治体の判断、そして家庭の希望で決まります。

うちの長男は、平日ほぼ毎日・9時から17時まで通っていました。

「毎日通えるとは思っていなかった」という方も多いので、書いておきます。

※通える日数(支給量)は自治体が決めます。希望どおりにならないこともあります。


対象になるのはどんな子?診断がなくても通えます

対象は、就学前で、支援が必要と認められた子どもです。


ここ、勘違いしている人がとても多いです。

療育手帳も、確定診断も、必須ではありません。

児童発達支援を利用するのに必要なのは、療育手帳ではありません。

「障害児通所受給者証」という、別の証明です。

療育手帳通所受給者証
何のため?手当や割引など療育に通うため
判定するところ児童相談所など市区町村
必要なもの判定を受ける医師の意見書など

つまり、手帳の判定を待っている間にも、動けます。

自治体によっては、医師の意見書ではなく、保健師や相談支援員の意見書で申請できる場合もあります。

「診断がついていないから無理」と、自分で決めないでください。

📎 受給者証の詳しい申請の流れは、こちらにまとめています

👉 障害児通所受給者証とは?手帳がなくても療育に通えます


料金はいくら?【3〜5歳は無料です】

これも、知らない方がとても多い部分です。

3歳から就学前までは、無料

令和元年10月から、幼児教育・保育の無償化にあわせて、3歳から5歳までの児童発達支援の利用者負担は無償化されています。

対象になる期間は、満3歳になって初めての4月1日から、小学校入学までの3年間です。

手続きは必要ありません。 所得にも関係なく、すべての世帯が対象です。

⚠️ ただし、満3歳の誕生日からすぐではありません。

たとえば11月に満3歳になる場合、無償化が始まるのは翌年の4月1日からです。

0歳から2歳は、所得に応じた負担があります

世帯の区分1か月の上限額
生活保護世帯0円
市町村民税非課税世帯0円
一般(年収約890万円まで)4,600円
上記以外37,200円

「上限額」なので、何回通ってもこの金額を超えません。

週5日通っても、週1日通っても、上限は同じです。

無料にならないもの

無償化の対象は、あくまで利用料です。

  • 給食代・おやつ代
  • 教材費
  • 送迎の実費(かかる場合)

こういった実費は、引き続き支払うことになります。

💡 なお、0〜2歳についても独自に無償化している自治体があります。 お住まいの窓口で確認してみてください。


通うまでの5ステップ

① 市区町村の窓口に相談する

「児童発達支援のことを聞きたいんですけど」

これでOKです。障害福祉課や子育て支援課につないでもらえます。

② 事業所を探して、見学する

ここがいちばん大事です。 見るポイントは、このあと詳しく書きます。

うちは、市役所でもらったプリントの一覧を見て探しました。

ネットで探すより、まず窓口で一覧をもらうのが早いです。

③ 受給者証を申請する

申請書、医師の意見書(または相談支援員の意見書)、マイナンバーなどを提出します。

必要な書類は自治体によって違うので、行く前に電話で確認してください。

④ 面談・調査を受ける

お子さんの様子や、家庭の状況を聞かれます。

ここで「週何回通いたいか」も相談します。

⑤ 受給者証が届いて、契約

事業所と契約したら、通所スタートです。

申請から利用開始まで、1〜2か月が目安です。


📞 窓口で聞くこと

・医師の意見書は必要ですか?

・手帳がなくても申請できますか?

・事業所の一覧はもらえますか?

・週何日まで通えますか?

・申請から利用開始まで、どれくらいかかりますか?


見学で見るべき7つのポイント

ここからが、この記事でいちばん書きたかったところです。

私は4か所見学して、1か所を選びました。

そのとき見ていたものを、そのまま書きます。

① 先生の雰囲気

いちばん大事です。

子どもへの声のかけ方、目線の高さ、表情。

「この人になら任せられる」と思えるかどうか。

② 室内の清潔感

床、おもちゃ、トイレ、水回り。

そして、事務スペースの机の上です。 ここは、はっきり差が出ます。

③ 通っている子どもたちの表情

これが一番正直な情報だと思っています。

楽しそうにしているか。落ち着いているか。

パンフレットには絶対に載っていない情報です。

④ 療育の知識があるか

質問してみてください。

「うちの子はこういう状態なんですが、どんな関わり方をしてもらえますか」

答えが具体的かどうかで、だいたい分かります。

⑤ 安全への配慮

これは、お子さんの状態から逆算して見てください。

  • 小さいものを口に入れてしまう子なら → 床に細かいものが落ちていないか
  • 動きが激しい子なら → 家具の角、扉の作り
  • 目を離せない子なら → 職員の人数

⑥ 生活感があるか

きれいすぎる場所より、子どもが実際に過ごしている空気があるほうが、私は安心でした。

⑦ 通いやすさ

送迎があるか、自分で連れて行けるか。

毎日のことなので、ここを甘く見ないほうがいいです。


【体験】4か所見学して、分かったこと

正直に書きます。

4か所行って、「ここは違うな」と思った場所もありました。

そこで目に入ったのは、事務の机の上に、書類が雑に置かれている光景でした。

部屋全体も、なんとなく汚い印象を受けました。

そして気づいたのは、全部つながっているということです。

先生の感じが微妙なところは、部屋も片づいていませんでした。

うちの子はまだ小さくて、目を離すと何でも口に入れてしまう時期でした。

だから思いました。

「ここで、重い障害のある子が何か口にしてしまったら、危ないんじゃないか」

これは、パンフレットを何回読んでも分からないことでした。


そして、選んだ場所はこうでした。

  • 先生の感じが、とても良かった
  • 室内に、生活感があった
  • 通っている子どもたちの表情が良かった

3つめが決め手だったと思います。

うまく言えないんですけど、その場所にいる子どもの顔を見れば、だいたい分かるんです。

見学は、1か所だけで決めないほうがいいと思っています。

比べる相手がいないと、良いも悪いも判断できないからです。


【体験】私は、預けることに罪悪感がありませんでした

ここは、たぶん多くの記事と逆のことを書きます。

💬 正直に書きます。

「小さいうちから預けるなんて、かわいそう」

そう思われるんじゃないか、と気にする方は多いと思います。

でも私は、まったく抵抗がありませんでした。

理由は、はっきりしています。

当時の私は、この子を可愛いと思えていなかったからです。

ずっと一緒にいて、余裕がなくて、可愛いと思う気持ちがどこかへ行っていました。

だから、こう思っていました。

私と離れたほうが、この子のためになる。

そして、私自身が離れたかった。

こう書くと冷たい母親に見えるかもしれません。

でも、あのときの私にとっては、それが正直な気持ちでした。

そして、離れてみたら変わりました。

お迎えに行ったとき、こちらに気づいて「あ、ママだ」という顔をするんです。

その顔を見たとき、素直に「可愛いな」と思っている自分がいました。

ずっと一緒にいたときには、出てこなかった感覚でした。

もしいま、「片時も離れちゃいけない」と自分を追い詰めている方がいたら。

離れる時間は、罪悪感を持つようなことじゃありません。

📎 この話は、こちらで詳しく書いています

👉 受け入れられないまま私がやった3つのこと|障害受容の本音


事業所は、途中で変えてもいいんです

これが、私がいちばん早く知りたかったことです。

うちは、2回に分けて通いました。

時期場所内容
1〜3歳重い障害のある子が中心の場所ボールや棒を使ったストレッチ、絵カード
4〜5歳比較的軽度の子が多い場所ひらがなの読み、時計の見方

なぜ変えたのか

最初の場所は、重い障害のあるお子さんが中心でした。

うちの子は、1歳のときは最重度にあたる区分でしたから、そこが合っていたんです。

でも成長して軽度に変わってきたとき、相談員さんから「別の事業所も見てみませんか」と提案がありました。

私自身も、同じことを感じていました。

「お友達とのやりとりを、もっと増やしたい」

専門職の方の提案と、私が感じていたことが一致した。だから、場所を変えました。

送迎も変わりました

送迎
最初の場所送迎あり(バスで通っていた)
変えたあと近かったので自家用車。遠い子には送迎があった

💬 やらなくて後悔したこと。

ひとつだけあります。

もう1年早く、場所を変えてもよかったなということです。

「せっかく慣れたのに」

「先生にも申し訳ない」

そう思って、決断が遅れました。

でも、子どもは1年で驚くほど変わります。

合わなくなったと感じたら、そのときが変えどきなんだと思います。

事業所を変えるのは、失礼なことでも、失敗でもありません。

お子さんが変わったから、場所も変える。それだけのことです。


よくある質問

Q. 診断名がないと通えませんか?

確定診断がなくても、支援が必要と認められれば通えます。まず窓口に相談してみてください。

Q. 療育手帳は必要ですか?

必要ありません。通所受給者証という別の証明で利用します。

Q. 保育園や幼稚園と併用できますか?

できます。園に通いながら、週数回だけ児童発達支援を利用している家庭も多いです。

Q. 何歳から通えますか?

0歳から利用できます。うちは1歳から通いました。

Q. 途中でやめたり、場所を変えたりできますか?

できます。お子さんの状態が変われば、合う場所も変わります。うちも途中で変えました。

Q. 何をするか、通う前に分かりますか?

見学すれば分かります。見学は必ずしてください。 パンフレットだけでは分かりません。

Q. 送迎はありますか?

事業所によります。送迎がある場合と、自分で連れて行く場合があります。見学のときに必ず確認してください。

Q. 合わないと感じたら、誰に相談すればいいですか?

相談支援専門員(相談員さん)です。うちは、相談員さんのほうから別の事業所を提案してくれました。


まとめ|今週やることは3つだけ

① 市区町村の窓口に電話して、事業所の一覧をもらう

「児童発達支援のことを聞きたいんですけど」

この一言でOKです。

ネットで探すより、窓口で一覧をもらうほうが早いです。

② 見学の予約を、2か所以上入れる

1か所だけだと、比べられません。

うちは4か所行きました。行ったから分かったことが、たくさんありました。

③ 見学のとき、この3つを見る

  • 先生の声のかけ方
  • 床と、事務の机の上が片づいているか
  • 通っている子どもたちの表情

3つめがいちばん正直な情報です。


決めなくていいんです。見に行くだけで大丈夫。

私も、決める気がないまま見学に行きました。

通わせることが、この子の何かを決めてしまうわけではありませんでした。

変わったのは、この子に関わってくれる人が増えたことと、私が少しだけ息をつけるようになったことです。

必要になったときに、また開きに来てください。


あわせて読みたい


📄 参考にした情報

・こども家庭庁「児童発達支援」/2026年8月18日確認

・内閣府・文部科学省・厚生労働省「幼児教育・保育の無償化(就学前障害児の発達支援の無償化)」/2026年8月18日確認

・お住まいの市区町村「障害児通所支援の利用者負担」ページ

※この記事は2026年8月18日時点の情報をもとに作成しています。利用できる日数・必要な書類・料金の助成は自治体によって異なります。最終的な内容は、必ずお住まいの窓口でご確認ください。

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