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療育手帳の判定当日は何をする?申請の流れと待ち時間

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判定の日、うちの子は何をされるんだろう…。

別室に連れて行かれたりするのかな。

私も、そこが一番不安でした。

うちは1歳のときに受けたので、その日のことをそのまま書きますね。


この記事は後編です。

「そもそも取るべきか」「等級はどうなるのか」を知りたい方は、先に前編を読んでみてください。

👉 【前編】[療育手帳とは?申請の流れと、取るか迷ったときの判断](※近日公開)


目次

まず結論から

うちの判定は約1時間。母子は最初から最後まで同室でした

子どもが難しい問題を解かされる、という感じではありませんでした

予約から判定まで約3か月。その待ち時間に、本当は動けました

3つめが、この記事で一番伝えたいことです。


30秒でわかる早見表

🏢 どこでやる?児童相談所(18歳未満の場合)
どのくらいかかる?うちは約1時間
👦 子どもは別室?うちは最初から最後まで同室
📗 何を持っていく?うちは母子健康手帳。診断書を出した記憶はなし
📅 予約から判定までうちは約3か月
💰 費用は?申請自体は無料

※すべて「1歳のうちの場合」です。自治体と年齢によって大きく変わります。


申請の流れ【5ステップ】

① 市区町村の窓口に、電話で聞く

いきなり行かず、まず電話でした。

「療育手帳のことを聞きたいんですけど」

これで通じます。障害福祉課などにつないでもらえます。

このとき、申請すると決めていたわけではありません。

② 必要なものを教えてもらう

自治体のページを見ても分からないところを、その場で聞きました。

うちは母子健康手帳が必要でした。

一般的には、申請書、写真、母子健康手帳、印鑑、マイナンバーが分かるものなどです。

必ず、お住まいの自治体のページと窓口で確認してください。

③ 判定の予約を取る

ここが一番、勇気がいりました。

でも実際にやったことは、日程を決めただけです。

④ 児童相談所などで判定を受ける

所要時間は、うちは約1時間でした。

中身は、このあと詳しく書きます。

⑤ 手帳が交付される

そこから、使える制度を一つずつ調べていきました。


📞 窓口で聞くこと

・診断書は必要ですか?

・予約はどれくらい先まで埋まっていますか?

・当日、子どもと同じ部屋にいられますか?

・当日は、どれくらい時間がかかりますか?

・予約を取り消したり、日程を変えたりできますか?


判定当日、児童相談所で実際にあったこと

ここからが、この記事で一番書きたかったところです。

判定当日、何をするのか。

調べても、ほとんど出てこなかったんです。

だから、うちの場合はこうでした、というだけの話を書きます。

長男は、ちょうど1歳でした。

かかった時間は、1時間くらい

思っていたより短かった、というのが正直な感想です。

半日仕事になるのかと身構えていたので、拍子抜けしたのを覚えています。

自治体や年齢によって変わるはずなので、あくまで「1歳のうちの場合」として読んでください。

ずっと、同じ部屋にいました

これは、事前に一番気になっていたことでした。

子どもだけ別室に連れて行かれるのか、それとも一緒にいられるのか。

うちは、最初から最後まで同じ部屋でした。

長男が1歳だったからかもしれません。

年齢が上がると別室になる場合もあると聞きます。

でもうちに関しては、離される場面は一度もありませんでした。

母子分離が不安で仕方ない方に、少しでも参考になればと思って書いておきます。

息子は、なぜか鏡を見せられていました

これが、いまでも一番はっきり覚えている場面です。

先生が長男に鏡を見せて、反応を見ていました。

何の検査なのか、そのときの私には分かりませんでした。

聞けばよかったのかもしれません。

でも当時は、質問できるような頭の状態じゃなかったんです。

積み木とか、絵カードとか、そういうものを想像していました。

だから鏡が出てきたときは「え、鏡?」と思ったのを覚えています。

判定って、想像しているようなテストとは、少し違いました。

いま判定を控えていて、我が子が難しい問題に答えさせられる場面を想像して怖くなっている方へ。

うちの場合は、そういう感じではありませんでした。


「できてません」と答え続けた1時間

長男が鏡を見ている間、私は職員の方から質問を受けていました。

聞かれたのは、できていることです。

  • 首はすわっているか
  • 寝返りはするか
  • つかまり立ちはできるか
  • 物をつかむか
  • 名前を呼んだら反応するか

一つひとつ、丁寧に聞かれました。

私の答えは、ほとんど同じでした。

「できてません」

「まだです」

「それも、できてません」

1時間、ずっとこれです。


💬 ここから先は、正直に書きます。

このことを人に話すと、「つらかったでしょう」と言われることが多いんです。

でも、違いました。

私は、開き直っていました。

理由は単純で、ほとんど全部できてなかったからです。

中途半端に、これはできてこれはできない、という状態だったら、たぶん悩んだと思います。

どう答えるべきか、迷ったはずです。

でも、うちは本当に何もできていませんでした。

だから、迷いようがなかったんです。

「できてません」と言い続けているうちに、途中からもう、吹っ切れていました。

はい、できません。それも、できません。全部です。

そんな感じでした。

つらかったかと聞かれると、正直、そこまでではありませんでした。

そう答えると冷たい母親だと思われそうで、あまり言ってこなかったんですけど。

開き直れたのは、迷う余地がなかったからです。

もしいま、「うちの子はできることもあるから、どう答えたらいいか分からない」と悩んでいる方がいたら。

その迷いは、できることがあるから生まれている迷いなんだと思います。

私は、その迷いを持てませんでした。


ひとつだけ、書いておきたいことがあります。

私は同じ時期、保健師さんには「大丈夫です、頑張れてます」と見栄を張っていました。

本当はしんどくて仕方なかったのに、です。

自分のことでは、かっこつけていたんです。

でも、判定の場では一度も見栄を張りませんでした。

なぜなのか、当時は考えたこともありませんでした。

いま思えば、あの場で見栄を張ったら、この子が支援を受けられなくなるということが、どこかで分かっていたんだと思います。

自分のことは、いくらでもごまかせる。

でも、この子のことでは、ごまかせなかった。

📎 あわせて読みたい

👉 [「子どもに選ばれた」が苦しかった話|言えなかった本音](※近日公開)


予約してから、3か月待ちました

ここまでは、どこにでも書いてあることです。

でも、私が申請前に一番知りたかったのに、どこにも書いていなかったことがあります。

どれくらい待つのか。

うちは、予約を取ってから判定の日まで、約3か月かかりました。

これも自治体差が大きい部分なので、うちの場合はそうだった、という話です。

ただ、この「3か月」という数字には、伝えたいことがあります。

取るかどうか迷っている時間と、予約を入れて待っている時間は、進み方が同じです。

私は、迷う時間と待つ時間を、別々に使いました。

先に迷って、それから予約して、そこからまた3か月待ちました。

もしあのとき、迷いながら予約だけ入れていたら。

同じ期間で、手帳が手元に来ていたことになります。

予約を取り消せるかどうかは自治体によるので、そこは窓口に確認が必要です。

でも、「迷っている間も、時間だけは進んでいく」ということは、書いておきたいと思いました。


待っている間に、本当はできたことがあります

これは、後になって知ったことです。

私は療育手帳が交付されてから、児童発達支援を探し始めました。

手帳を取るのが先で、療育はその後。その順番しかないと思っていたんです。

でも、違いました。

児童発達支援や放課後等デイサービスを利用するのに必要なのは、療育手帳ではありません。

「障害児通所受給者証」という、別の証明書です。

そして受給者証は、療育手帳がなくても申請できる場合があります。

医師の意見書などで申請できるからです。

つまり、あの3か月。

私はただ待っていましたが、動けた期間でした。


だから、判定を待っている方にお伝えしたいことは、ひとつです。

待っている間に、療育の窓口にも聞いてみてください。

「療育に通いたいんですけど、何が必要ですか」

この一言で通じます。手帳の窓口とは、別の窓口です。

📎 受給者証のことは、こちらにまとめました

手帳がなくても申請できる理由と、実際の流れを書いています。

👉 [障害児通所受給者証とは?手帳がなくても療育に通えます](※近日公開)


よくある質問

Q. 判定にはどれくらい時間がかかりますか?

うちは約1時間でした。年齢や自治体、使う検査によって変わります。予約のときに「当日どれくらいかかりますか」と聞いておくと安心です。

Q. 子どもと別々の部屋になりますか?

うちは1歳で、最初から最後まで同室でした。年齢が上がると別室になる場合もあると聞きます。不安なら予約のときに聞いてください。 聞いても失礼ではありません。

Q. 親は何を聞かれますか?

うちは、発達の様子を一つひとつ聞かれました。首すわり、寝返り、つかまり立ち、物をつかむか、名前を呼んだら反応するか、といった内容です。

Q. できることを多く答えたほうがいいですか?少なく答えたほうがいいですか?

ありのままを答えてください。 判定は、その時点の記録を取る場です。実態と違う答えをすると、必要な支援につながらなくなります。

Q. 診断書は必要ですか?

うちが当日持って行ったのは母子健康手帳でした。診断書を出した記憶はありません。ただし扱いは自治体によって違うので、必ず窓口で確認してください。

Q. 予約から判定まで、どれくらい待ちますか?

うちは約3か月でした。ここは自治体差が非常に大きい部分です。「予約はどれくらい先まで埋まっていますか」と、最初の電話で聞いてください。

Q. 判定を待っている間に、療育には通えませんか?

通える場合があります。児童発達支援に必要なのは、療育手帳ではなく「障害児通所受給者証」という別の証明だからです。待っている間に、療育の窓口にも相談してみてください。


まとめ|今週やることは3つだけ

① 電話で「予約はどれくらい先まで埋まっていますか」と聞く

これを最初に聞くだけで、計画が立ちます。

申請すると決めていなくて大丈夫です。

② 決められないまま、日程だけ押さえる

私がやったのは、これでした。

決意してから予約したわけではありません。

迷う時間と待つ時間は、同時に使えます。

③ 同じ日に、療育の窓口にも聞く

「療育に通いたいんですけど、何が必要ですか」

この一言です。

手帳を待たなくても動ける場合があります。 私はこれを知らずに3か月使いました。


あの日、児童相談所で「できてません」と言い続けていた1歳の子は、いま特別支援学校の3年生です。

朝、自分でランドセルを背負って出ていきます。

あの1時間が、この子の何かを決めたわけではありませんでした。

ただ、その時点の記録を取っただけでした。

同じところでつまずく人が、ひとり減りますように。


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📄 参考にした情報

・お住まいの市区町村の障害福祉課/児童相談所の案内ページ

・こども家庭庁「療育手帳に係る判定基準統一化の検討進捗報告」(令和6年度全国児童相談所長会議資料)/2026年8月18日確認

※この記事は2026年8月18日時点の情報です。判定の内容・所要時間・待ち期間・必要書類は、自治体とお子さんの年齢によって大きく異なります。最終的な内容は、必ずお住まいの窓口でご確認ください。

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